どら焼きいかがですか

「あん」を観ました。

「あん」は「餡」。あんこのあん。

どら焼き屋の雇われ店長さん
元ハンセン病のおばあさん
中学生の女の子

3人の心のふれあいとつながり、
とりまく世間と心の変化が描かれています。

監督は河瀬直美さん。
樹木希林さんと永瀬正敏さんとてもよかったです。

物語の途中にもつーッと涙が出てきちゃったのですが、
「どら焼きいかがですか」の声に最後にも。涙もろすぎかな。
どら焼き見たら、しばらくこの映画のこと思い出しそうです。
桜の花も印象的でした。(この桜は映画とは関係ないです)

二条公園桜20140407

ハンセン病のこと、偏見、もどかしさ、やさしさ、自由ということ、生きるということ。
派手なことはなく淡々としていても、ひとつひとつのシーンから伝わってくるものがありました。

「音」にこだわって作られている静かな映画というのが私の印象です。

今のこの社会にはいつもたくさんの音や情報があふれています。
電車の音、車の音、電話の音、話し声・・・
当たり前に耳にしているたくさんの音。

ある種のあふれる騒音と情報の洪水の中で、
大きな音だけ聴いて、耳を澄ますこともなく、
何が正しいのかを自分で考えることなく流されてはいないか。

そんなことも思いながら帰ってきました。
観に行ってよかったです。

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